二本松工藝舘 – 田中家具 創業明治2年、二本松伝統家具の製造販売元。職人手造りの民芸家具や総桐たんす、モダンスタイルの和家具を製造&販売しています。

伝統の技


職人

受け継がれる、
伝統の技。

明治2年の創業以来、受け継がれてきた家具造りの技術。

二本松伝統家具は、長い歴史の中で培われてきた優れた技術、昔ながらの技法で製作されています。

もちろん、手仕事。
だからこそ出せる質と美しさ。

木取りから組み立ての行程を一人で続けることで、完成度の高い箪笥が生み出されます。


二本松箪笥の製造工程

1 – 木取り
天然乾燥させた材木の木目・節・傷の状態などを確認し、後々の木の狂いを計算してどの部分に使うかを決めます。
選んだ材木は、各部材の長さに合わせて切断します。

2 – 荒削り
幅寄せの間の乾燥で、板に狂いが生じた場合は、遠火であぶって修正します。 狂いを直した板材の両面を、荒仕上げガンナで平らに削っていきます。

3 – 板矧ぎ
板の接合面(木端)を手押しガンナ盤・長台ガンナで平らに削った後、さらに長台ガンナで削り合わせて、ヘラ・刷り毛で糊を付けます。 摺り合わせをしたら、端金・矧ぎ棒、もしくは紐で固定して、十分に乾燥させます。

4 – 寸法決め
木取りした板材を、削りしろを残して各部分の寸法に切断します。
罫引を使い、芯材の厚みを決定、矧ぎ合わせた部分の目違いは手ガンナで平らに仕上げます。

5 – 本体加工
本体の見付け(箪笥正面から見える面縁)部分に、化粧材として欅材を練りつけます。欅材は、引出しの前板・開き戸・引き戸などの鏡面と同じものを使います。
欅材を練りつけた部分は、端金・紐で締め付け、約1日おいて糊を乾燥させます。

6 – 組み手ホゾ&墨付け
組み手ホゾは、通常5枚組み接ぎ、または7枚組み接ぎで、天板と側板、側板とと地板など板の厚みに合わせて木矩を当て、白書きで印を付けます。
蟻組み接ぎの場合も同様に蟻型を当て、白書きで印を付けます。

7 – 組み手ホゾ作り
天板と地板の白書きの印の部分を、ホゾ挽きノコギリデ切り込み、ノミを使って仕上げてホゾを作ります。
次にこれらを側板に当て、白書きで印をして、出ホゾの厚さに罫引きで印を付け、ホゾ挽きノコギリ・ノミを使い落としホゾを作ります。

8 – 留め切り
天板と側板、地板と側板、棚板と側板などの接合箇所の見付け部分を、45度の留め定規を使って白書きで印を付けます。その部分を、胴付きノコギリで引き落とし、ノミを使って仕上げます。
棚板の留め部分には、剣先留めを用いるものもあります。

9 – 仮組み調整&面取り
本体を組み立てる前に、一度すべてを仮組みし表面を仕上げガンナで平らに削りならします。

10 – 本体組立て&引出し加工
細工台の上で、側板に棚板・地板・天板の順で差し込んでいきます。脚・裏板などを取り付けたら、カンナで仕上げます。
本体が出来上がったら、サイズを確認し引き出しを加工します。

11 – 塗り
完成した木地に塗り仕上げをします。

12 – 金具取り付け
最後に真鍮の飾り金具を取り付け完成です。


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